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雑記

介護退職の失敗|兄弟仲の悪化と親からの絶縁宣言

投稿日:2019年12月17日 更新日:

私が長年勤めた会社を辞めるきっかけとなったのは、実家にひとりで暮らす母の介護のためでした。

私は若い頃に実家を出てから35年以上経ちます。
実家からは遠いところに住んでいますので、勤め仕事をしている以上、実家に戻って母の面倒を見るという事が物理的にできませんでした。

老いた母は、実家を出て我が家で一緒に暮らそうという私の提案をずっと拒否してきました。それでも身体が思うように動かなくなってしまっては何とか面倒をみてやらねばなりません。
幸い実家の近所には姉が住んでいたので、その頃は姉が母の面倒を見てくれていました。母の体調も今ほど悪くはなかったのでそんなに負担ではなかったと思います。
その事に関しては私は姉にとても感謝していました。

私の姉は自己中心的な性格で、思った事を口に出さないと気が済まない性格です。それも酷い言葉で。
そして、人にどんなに酷い事を言い放っても、それに関しては謝る事は絶対にしない人です。それが家族であっても他人であってもです。
そんな姉の性格もあって、私が母に対して何もしないという事で、私に対する誹謗中傷や罵声が激しくなってきました。
それを回避するためには、もう自分が実家に戻るしかないという決断をして、長年勤めた会社を退職したのです。

退職後、母の面倒を見るために実家に泊まり込み、たまに遠方の私の本来の自宅へ戻るといった生活が始まりました。
予想通り、私が実家に行くようになると姉の機嫌はとたんに良くなり、誹謗中傷もなくなりました。
ただ、私が実家を離れ少しでも自宅に戻ると、翌日には「今度はいつ来るんだ」という電話がかかってきて、とにかく一日たりとも母の面倒を見るのが嫌のようでした。
そんな生活を約1年続けました。

何故1年なのかというと、何を思ったのか、姉が仕事を辞めて自分が母の面倒を見ると言い出したからです。
それならばと、私は自宅に戻りました。
あの姉が本当に母の面倒を見続けられるのだろうかと心配でしたが、実際のところ姉の提案はありがたい話でした。
なぜなら、退職してから在宅でできる仕事を模索していましたが、どれもうまくいかなくて、やがては退職金も底をつき、借金が増え続ける生活になってしまっていたからです。
妻も仕事をしてくれていましたが、それだけでは家計は成り立たなく、外に出て働く事も視野に入れて何とかしなければと考えていた矢先だったので、姉の提案は渡りに船だったのです。
ただし外に働きに出れば私は実家へはなかなか行けない。それを理解した上での姉の決断だと思っていました。

そんな訳で私は再就職して給料取りに戻ったのです。
昔の給料の半分にも満たない収入で…。まあ、介護しなくて勤めてるなら何のために元の会社を辞めたんだという話ですがね。
それはそれとして…

ところが、しばらく経つと案の定、姉は私に対して再び誹謗中傷や罵声を始めたのです。夜中にかかってくる罵声電話や誹謗中傷メールなど、もう気が滅入る日々でした。
母のケアマネさんと話す機会があったのですが、母に対する姉の言葉の暴力も凄まじく、このままでは虐待と言われてもおかしくない状況だと心配していました。そして、母からのSOSが入ったならば行政に言って無理やりでも施設に入れるような事まで考えていたようです。

なんとかしなければと妻と話し合いました。
私はまとまった休みが取れない状況だったので、妻が母の面倒を見に何度か実家へ行ってくれました。
妻自信の仕事の関係もあり、ずっと母のそばにいて面倒を見る事もできないため、短期の介護出張みたいな事を何度か対応してくれました。
妻は、ほとんど歩けなくなった母の下の世話までしてくれていたようです。感謝のしようがありません。
母もキツイ性格の姉より私の妻に面倒を見てもらったほうが居心地が良いようでした。
妻には申し訳なかったけど、これで少しは落ち着くだろうと思っていたのですが…。

姉は不満のようでした。
何故ならずっと面倒みないから。妻がいない時には自分が面倒をみなければならないのが不満なのでしょう。
姉は、「少しだけ来てなんなんだと。私はずっとやってるんだ」と言うばかりで。
そして、「来ないなら金を出せ」という事も暗に言い出しました。
しかし我が家にはそんな余裕はありません。
更には自分に対する感謝が足りないとも言われ続けました。
姉にしてみれば、全部自分がしているのに弟は何もせず金も出さず感謝もしない、という思いなのでしょう。
おそらく鬱も入っているようで、他人への配慮など皆無で自分の不幸を人のせいにする事がストレス解消みたいな感じで、もはや感情の自己コントロールができなくなってきているようでした。
もちろん姉には感謝しています。
ただ当時の私には実家へも行けずお金の援助もできない、そんな状況だったのです。我が家の状況を話しても姉は理解してくれようとはしませんでした。

やがて、その状況に我慢しきれなくなった私は、姉の電話やメールの着信拒否をして姉からの連絡をシャットアウトしました。
それからは、申し訳ないけど妻が間に入り、姉との連絡をとってくれていました。
姉は、とりあえず妻には私に対するほど面と向かっては悪口は言わなかったので、妻が母の状況などを聞き出したりして何とか実家との関係を繋いでくれていました。
母の状態は日々悪くなり施設に入る事になったようです。
そして姉は、母の頭がしっかりしているうちに実家の売却処分の段取りもし始めたようです。

母の事、姉の事、そして今後の自分たちの生活の事などで悩む日々、どうしたもんだと模索する日々が過ぎる中、妻が、もう一度仕事を辞めて実家に行こうよと言ってくれました。
妻の仕事も順調に行き始めたので、これならば私が仕事を辞めても何とかなるかと思ったからです。
そして今度は夫婦二人で行って面倒を見る事にしようと。そうなれば負担も軽くなるからと。
ありがたい妻です。
そして仕事を辞める段取りをつけて、この冬には実家に行くという事になりました。姉には妻から連絡してもらったのですが、当初はこの提案を姉は喜んでいたようです。

ところが今度は、
姉は妻への攻撃を始めてしまったのです。
どうやら私達が実家へ行く日程が気に食わなかったようです。
「何故、病院に連れて行くこの日に来ないんだ。この日に来なきゃ意味がない。いったい何しに来るんだ、旅行にでも行くつもりか」と。
自分が病院に連れて行くのが余程嫌なのでしょうか。訳がわかりません。
そして、遂には少し痴呆の入ってきた母も姉に同調し、私の妻への攻撃をし始めたのです。
母娘が一緒になって私の妻への攻撃です。
「息子の嫁は、鬼嫁だ、鬼嫁だ、鬼嫁だ!」
と凄まじい罵声を妻へ浴びせるのです。
私のかわりに献身的に母の介護をした妻に対してです。情けなく恥ずかしい話です。
流石に妻も直接そこまで言われては、もはや母へも姉へも連絡できなくなってしまいました。

そうしてつい先日の事、母から私に電話がありました。
辿々しい話し方ながら、「もう息子はいないものと思う、縁を切る」と言い放ちました。
そして姉からは、「実家へはもう来なくていい、二度と顔を見たくない、母が死んでも連絡しない」と最後通告をされました。

母と姉からのいわゆる絶縁宣言です。

母はいずれ施設に入る事になるでしょう。
もう私にできる事は、施設の母に会いに行くことくらいしかできないかもしれません。
その頃には、おそらく母は絶縁宣言した事すら忘れているでしょうから。
寂しく悲しいですが、もはや仕方がないと思っています。

どうしてこんな事になってしまったのでしょう。
良かれと思ってやってきた事がほとんど役にたたなかったんだと思っています。
それに今となってはお金の支援で姉の気が済むのだったら、前の仕事は辞めなくてもよかったのかもしれません。

介護は大変です。
介護のために兄弟仲が悪くなるのはよくある事みたいです。
ただ私のように無駄な日々だったと後悔しないように、親や兄弟との連絡は密にとって、物理的に面倒が見れないのならば、お金を支援するなり何かしらの支援をするだけでも、親との関係も兄弟の関係もなんとかやっていけるのではないかと思います。
恥ずかしい話でしたが、ご参考になれば。

 

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